恋する惑星に出てくる香港のチョンキンマンション(重慶大厦)は危ない?格安宿に泊まってみたのでシェアします。

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香港重慶大厦宿泊レビュー ホテルレビュー

どうも、渋沢A一です。

みなさん、香港にあるチョンキンマンションはご存知ですか?

漢字だと、"重慶大厦" と書きます。

ホテル宿泊費が、めちゃくちゃ高い香港において格安で泊まれる宿が集まっているビル、それがチョンキンマンション(重慶大厦)なのです。(あと、レートが良い外貨両替所が密集してるよ)

香港ブームの火付け映画「恋する惑星」の舞台になったことでも有名ですが、やはりその独特の雰囲気が魅力的です。

しかし、このチョンキンマンションは一癖も二癖もあるので、体験したことをもとに注意点や宿のレビューを書いてみたいと思います。

チョンキンマンション(重慶大厦)とは?

立地が最高

雑居ビルで、次章で書くように飲食店や両替所も入っていますが、上階には普通に住んでいる人もいるのが、チョンキンマンションです。

チョンキンマンションはいいところは、立地と宿泊費の安さ。

立地は、彌敦道(ネイザン・ロード)という香港のメインストリートに位置しています。

その通りの中で、最も人が集まっている尖沙咀(チムサーチョイ)というエリア内にあり、MTR尖沙咀駅の出口からすぐのところにあります。

このエリアは、フェリー乗り場が近くにあるので夜になると綺麗な夜景をみることもできるし、もちろんショッピングにも便利な場所なので、立地的には最高ですね。

ホテルの値段がめちゃくちゃ高い香港において、3000円未満で泊まれるというのも魅力のひとつと言えます。

その安さや外観につられて、世界中のバックパッカーたちが安宿を利用しにやってきます。

実際、私が泊まったところでも、大きなバックパックを背負ってくる人たちが次々にチェックインしていきてました。

歴史が面白い

興味ある人はググったら色々出てくると思いますが、ここで簡単にざっくりと書くと、

戦時中の香港において、どこの主権国家にも属さない場所があり、それが九龍城砦と言われる建物。

しかし、戦争が終わり、いろんな悪いやつらとか不法滞在者なんかが、無法地帯である九龍城砦に逃れてきて、そこでいろんな悪い行いをしてました、と(ちなみに、言うほど治安は悪くなかったらしい。そこのいる人たちで、ある程度の秩序ある生活をしていたみたい。違法な取引とかそりゃあったけど)。

その後、戦後ある程度落ち着いてきて、さすがにこれはいかんということで、政府が規制しようとしたり住民を引っ越させようとしたりしたけど、

揉めて、手に負えんしめんどいから、建物ごと壊そうということになり、そこにいたやつらが逃れた先が、チョンキンマンション。

みたいな感じ。

ざっくり書いてみたけど、だいたいあってると思います。

興味もった人は、詳しく調べて見ると面白いですよ。

雰囲気は?一階にはレートの良い両替店が密集してる!

一階にはレートの良い両替店が何件も固まって存在しています。

その他、インド料理屋、simカード屋、いろいろ売ってる謎の売店とかがひしめいていました。

雰囲気を表すとしたら、混沌、雑多、インド人(南アジア人)いっぱい

夜閉店するとこんな感じ▼

ちなみに、チョンキンマンションのすぐ入り口に、キャッチみたいやつらがたくさんいます。

彼らは、

「ニホンジン?ニセモノあるよ。ニセモノの時計どお?」

とか

「ヤスイホテルたくさんアルヨ」

などと話しかけてきてますw

基本的には、目を合わさず反応しなくて大丈夫です。

それでも、しつこければ 「NO!!!!!」でOK。

なんでニセモノってわざわざ言うんだろうと思ったのですが、ニセモノと言わないと、あとでニセモノとわかった場合訴えられるので、その対策らしいです。

これを知った時に、


え、すごい!ちゃんとしてるやん!えらい!

と思いましたが、

1秒後に、


あっ、いや、こいつら結局ニセモノを売ってるけどね!!!

と考えを改めました。

チョンキンマンションのエレベーターは注意

この建物の構造が変わっていて、複数のビルの集合でできているため、グランドフロアのエレベーターで上階へ行く場合、

適切なエレベーターを選ばないと自分が行きたい場所にはたどり着かない

ので注意が必要です。

一応、私が行った時は、エレベーターのところに各ホテル・宿はどのエレベーターから行けるのかというのが貼られていましたが、それが全部正しいのかは不明。

部屋を直接見学してから選ぶときのポイント

上で書いたように、チョンキンマンションの入り口付近には、ホテル勧誘のにいちゃんたちがいるので、宿を取ってない場合や急遽泊まる場所が必要な場合には、彼らの言っている「ヤスクテイイ(安くて良い)ホテル」というものを実際に見てから決めることもできます



私は、この時、agodaで安宿を一応押さえていたのですが、面白そうだったので見学してみました!

そのときに、「もし直接見学してから泊まるならチェックすべき」だと思ったのが以下の点。

部屋を選ぶ時は、空調、水系(シャワー・トイレ)、部屋のドアの鍵は確認すべし。

まず、空調

これは、気温が高い時期に行くなら、空調が効かないと、部屋とったのに結局眠れないなんてことになるので注意が必要。

水回りだと、シャワーの温度と水圧はチェックしたほうが良い。

特に、温度

特段暑い時期以外だと、さすがに夜にシャワーを浴びると温水でないと冷たすぎて浴びれない(orかなりの苦痛を伴う)ので気をつけたい。

水圧は、あまりこだわりすぎると、どのホテルも無理になるかもしれないので、普通にシャワーとして出てれば良しとすべき(香港に限らずだが、チョロっ、チョロっ、チョロ〜みたいなのがあるのでそうじゃなければ良し)だと思います。

あと、日本人的にはトイレをぱっとみて明らかに詰まってなかったら大丈夫!と思ってしまいますが、見た目は大丈夫でも水が流れないということも稀にあります。

だいたいの場合は、大丈夫なので神経質になるほどではないけどね。

あと、防犯面だと「部屋のドアがしっかりロックできるか?」というのも大事。

もし鍵が壊れているなら、なにを言われてもその部屋は選ばないにしましょう。

必ず断って、違う部屋を案内してもらいましょう!

私は結局、値段的にagodaで予約してた宿の方が安かったので、そっちに泊まることに。ごめん、あのときのインド人みたいな人。



案内させたけど結局泊まらないというウザいやつになってしまったけど、

まぁ、予約していた宿より安くて良かったら部屋を変えるという約束だったので、値段的に魅力的でもなかったし、部屋も特別良くもなかったので、しゃーない。

泊まった安宿は「Day And Night Hotel」

宿泊費の値段

日本円で一泊2000円ほどだった。ほぼ値段だけで決めました。w

あと予約するの遅かったので他に選択肢がなかったというのもあるけど。

ちなみに、agodaで調べたときに出てくる部屋の写真は、かなり盛られているので鵜呑みにしないように。笑

掲載写真のイメージを、脳内フォトショップで7割ネガティブ方向に加工して、広角レンズで撮影された分を還元してギュッと窮屈したのがリアルな部屋のイメージです。

Hotels.com やトリバゴでも同じ写真が使われてたので信じちゃダメです。w

>>香港の格安ホテルの値段をチェックする

部屋はバリ狭い

通路はこんな感じでほっそーーーーい▼



部屋は、シングルだとクソ狭いです!

部屋の空間が、「すべてベット」という感じ。ユニットバス部分にトイレとシャワーがあるのみで、他に空間はないです。

狭すぎて、下がって撮れずにこんな写真になったけど、まぁここに写っているのが全てだというのが伝わるかなw ▼



個人的には、寝るためだけの旅行の宿としてなら全然ありだと思います。

てか、香港は他の普通のホテルがあまりにも高すぎるので、今回紹介した部屋(もしくは似たような部屋でも)、期待しすぎなければ、利用する価値のある宿だと思いますよ。

まとめ

チョンキンマンションのことをググると、やれ悪の巣窟だの、怖くて悪い人がいっぱいいる場所だの書かれていたりしますが、それは過去の話だと感じました。

正直、現在は、言われているほど危なさは感じませんでした。

ですが、ぼったくりとかスリとかあるみたいですし、貴重品の管理とか部屋もドアをちゃんと閉める等はもちろん必要です。

個人的な感想ですが、ちゃんと気をつければ、女子も泊まれると思います。気軽に泊まる場所ではないだろうけどね。笑

男は、普通に気をつけてれば全然使える安宿、女の人にとっても、男よりも4割ましくらいで気をつければ使える宿だと思いますね。

ぶっちゃけ、部屋はめっちゃ狭いので、お金がある人は普通のホテルに泊まって、観光がてら両替だけしに来るというのが一番良いとは思います(レートがいいので)!笑

海外でのホテル宿泊は、いろいろなサイトで値段やレビューを比較してから予約するのが良いですよ。

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