こんにちは、京都の銭湯を巡っている渋沢A一です。
いきなりですが、先日、東京に行ってきました。
私は貧乏人なので、もちろん夜行バスで東京にいきました。京都から東京だと8時間くらいですかねー。
今回は、がんばって4列シートで行ったので片道1600円という安さで東京まで行くことができましたぁ!!おそるべし夜行バスの価格破壊!
そんなわけで、東京に行ったのですが、夜行バスは(特に4列シートだと)結構疲れます。
銭湯好きの私としては、疲労したら回復は風呂に浸かる、もしくは最低でもシャワーに入りたくなるのですが、夜行バスで関西から東京に行く場合、到着は早朝です。
それも6時前後に到着なので、大抵の風呂屋は営業していません。
ですが、今回朝6時から営業している東京の銭湯を見つけたので、「これは運命だ」と思いw、早速行ってきましたのでレビューしてみます!
早朝営業の東京の銭湯 燕湯
外観
建物(あと浴室内の溶岩)が国指定有形文化財になっている銭湯でもある燕湯(つばめゆ)。
周りには、ビルが立ち並んでいますが、その中に燕湯の建物の外観は、こんな感じで存在しています。東京の下町感があるいい雰囲気です。▼
店の前にはこんな看板もぶらさがっていました。
ウエハラヨシハルさん考案の「わに板」「ぬに板」
「わに板」→わいた。沸いた→営業中
「ぬに板」→ぬいた。お湯を抜いた→終了
ということですね!面白い!
▼
アクセス
複数の路線からアクセスできます。
地下鉄銀座線上野広小路駅徒歩4分、大江戸線上野御徒町駅徒歩4分、千代田線湯島駅徒歩4分。
どの路線の駅からでも徒歩5分以内で行けるのはかなりありがたいですね。
特に夜行バス後だと、早く風呂に浸かって疲れを取りたいですからね!
銭湯料金は460円。夜行バス後にかなりありがたいボディソープ・シャンプー無料!
この燕湯が夜行バス利用者にありがたいのは、その営業時間の早さだけではありません。
燕湯では、シャンプーとボディソープが無料なのです!
これは、本当にありがたい。特に一泊二日くらいの東京訪問だとわざわざシャンプーやボディソープを小さな容器に移し替えて...なんてしたくないですしね。荷物も増えますし。
そんな時に、こういうサービスをしてくれている銭湯があるのは、本当にありがたかったです。
マジで。
銭湯料金は、460円。
東京は、京都のより少し高いんですね。
タオルももちろん貸し出し(有料)がありますので、手ぶらで行っても入浴できるようになっています。
▼料金一覧▼
入浴料:大人460円 小学生180円 未就学児80円
その他:貸しバスタオル50円 貸しフェイスタオル20円
使い切りシャンプー30円 ボディソープ40円
歯ブラシ30円 カミソリ2枚刃30円・三枚刃80円
化粧水・クレンジング・乳液120円
アフターシェービングローション100円
燕湯の風呂は本当に熱いのか?
いざ店内へ
暖簾をくぐると、靴置き場、そしてドアを開けると番台があります。
ここで、直接お金を払います。タオル等が必要な人は、ここで申告してお金を払いましょう。
私が訪問した時、1万円札しかもっておらず、「1万円でも大丈夫ですか」と聞いたところ、快諾してもらえ助かりました。
事前にネットのレビューを読んでいて、お店の人が怖そう/感じ悪いようなのことも書いてあったのですが、そんなこともなく普通に対応してくれました。
脱衣所
脱衣所は、こじんまりしていますが、必要十分な広さはあります。
さらに、やはり遠方からの訪問客も多いのか、大きめの100円ロッカー(戻ってくるタイプ)も用意されていました。
私は、大きめのリュックだけだったので、普通のコインなしで利用できるロッカーに入れられましたが、もっと荷物が多い人には便利だと思います。
ドライヤーは脱衣所にありますが、有料で十円5分とかのタイプでした。
ネットの口コミの「燕湯は熱い」は本当か?いざ入浴!
事前にネットでどんな銭湯か予習していたのですが、その際よく見かけていたのが、「燕湯の湯は熱い!」というもの。
なにやら、朝一は1日の中で一番高温に設定しているらしい。
サウナーの私としては、熱いお湯はかなり気になるところ。というか、楽しみでした!
燕湯の銭湯内は、こじんまりしていて、シャワーは20人分くらい用意されていますが、湯船は2つです。
湯船は、どちらも小さく、広い方でも4人くらい。小さい方だと、2人くらいしか同時に入れません。
温度は広い方が低く、深くて小さい方が熱いです。
さっそく、体を洗い、汚れを落とし、湯船へ!
まずは、浅くて温度が低い方へ。
恐る恐る足を浸けると、、、、
いける!
イケる!!
全然イケル!!!
朝一の段階での一番高い温度なので、おそらく44、45度くらいだったと思いますが、普通に方まで浸かれました!
入った時に、先に浸かっていた常連さんのおじさんに、「おっ、入れたっ!」と言われるくらい、あっさりイケました。
正直、難なく入れすぎて、拍子抜けではありましたが、目の前に広がる、銭湯画と溶岩を見ながら夜行バスの疲れを癒すことができました。
しかし、まだこの時点で入ったのはあくまで低い温度の方。
隣には、ラスボス感さえ漂う、熱い湯船がまだ残っています。
少しビビりながら、次々と熱風呂に入っては出て行く常連さんたちを横目に覚悟を決めました。
いざ、ラスボス「熱風呂」へ!
まずは、つま先で温度の確認。
ん、イケるぞ。
「あのレビューの人たちは普段どんなぬるい湯につかってるんだ?」という感想をいだきながら、思い切って、両足を浸ける。
これでも、イケる!!
熱さは感じるけど、イケる!!!
燕湯にはルールがあって、湯船の縁には座ってはいけないのだそう。
なので、この時点で私ができることといったら、このまま一気に入るか、撤退するか。
縁に座って足だけ浸かるということはできません。
ザブンっ。
ええいっ、と
肩まで一気に浸かってみました。
確かに熱い。
熱いけど、気持ちいい〜
気持ち良さを感じられる熱さといった感じ。
目の前に設置されている温度計を見てみると、針は48度をさしていました!
これが48度の湯か〜
気持ちいい〜
全然入れるわ〜
二、三分くらい浸かったところで他の人に譲る形で出ましたが、肌は少し赤くなっていました。笑
もし、私みたいに熱い湯が大丈夫な人でも、小さい湯船なので、他の人のためにも長湯はしないようにしましょうね。
燕湯は最悪なの?利用時の注意点を紹介するよ
燕湯を検索すると、予測検索ワードに「燕湯 最悪」と出てきて笑いました。
一応、口コミを見てみると、接客態度が最悪で怒鳴って注意してくる女性(おばあさん?)の番頭がいる、とか、60代から80代くらいの女性常連客が銭湯・シャワーの使い方を怒鳴って言いつけてくる。
という内容でした。
燕湯さんでは、銭湯のマナー・ルールというものが結構厳格に設定されているようで、それは脱衣所にも掲示されています。
上でもチラッと書きましたが、湯船の縁には座ってはいけないですし、他には以下のような注意事項がお店のホームページには記載されています。
まぁ、銭湯マナー的には特別厳しいという感じはしませんが、普段から銭湯を利用しない人には、厳しいと感じるのかもしれません。
怒鳴られる必要もないと思いますがね。苦笑
禁止事項
・酒酔いの方の入浴
・施設内での撮影
入浴時の注意事項
♨シャワーはこまめに止めて下さい。
♨湯船の縁に腰を掛けないで下さい。
♨湯船にタオルや桶を入れないで下さい。
♨脱衣所へは体をよく拭いてからお戻り下さい。
厳しいと感じられる人もいるかもしれませんが、こういったルールがあるからこそ、みんなが気持ちよく入浴できるという側面もあります。
このようなルールが嫌な人は、他のところへ行った方が、お店も自分も嫌な思いをせずにすみますので違うところを利用しましょう。
参考:銭湯マナーについてはこちらの記事をどうぞ▼
>>銭湯マナー入門!かけ湯?タオルつけない?入り方や知っておくべきマナーを紹介します。
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無料体験もあるのでこの機会にぜひ!
→Kindle Unlimitedの無料体験はこちら!まとめ:夜行バス後にオススメの朝風呂 燕湯!熱い湯も気持ちいいよ!
今回は、京都ではなく東京の銭湯 燕湯についてかいてみました!
東京に夜行バスで行ったときは、今まではまん喫でシャワーを借りたり、ボディタオルで拭いて済ましたりといった感じでしたが、
最近、夜行バスもキツくなってきて、ゆっくり風呂で回復したい年頃になってきました笑。
同じような人には、この燕湯の朝風呂には最適だし、オススメしますよ。
周りには、少し歩くと、上野公園もあるし、カフェなんかも点在していますので、そういう面でも良いですね。
熱風呂は、苦手な人にはきついかもしれませんが、私みたいに好きな人にとっては、「気持ちいい〜」ってなりますから!
機会がある人は、ぜひ訪れてみてくださいね。
▼銭湯レビューをまとめました。
京都のエリア別銭湯レビューまとめ
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