こんにちは、渋沢A一です。
先日、「【内閣府ホームページ】」とやらからメールが来ていました。
なにやら物価上昇対策のために緊急支援金をくれるという内容。しかも五万円！
ただよく確認してみるとこれは完全にスパムメール（迷惑メール）だったため、今回はその内容を記事にしてシェアしたいと思います。（内閣府がスパムだ！とかは今回はなしで）
内閣府ホームページからきたメールの内容
まず、メールの内容は以下の通りでした。
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【電気・ガス・食料品価格上昇対策：緊急経済支援補助金（50,000円）のご案内】
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現下の経済状況及び資源価格の上昇が市民生活に与える影響を踏まえ、政府は経済的に厳しい状況にある世帯を支援する目的で、緊急経済支援補助金の支給を決定いたしました。
■補助金の概要
補助金額：一律50,000円
対象者：令和五年度に住民基本台帳に登録された世帯
申請方法：マイナポータルを利用したオンラインでの申請
■申請及び支給のスケジュール
【申請期間】
2024年4月1日から2024年6月30日まで
【支給時期】
市区町村によって異なりますが、申請が受理された後の確認作業を経て実施されます。
申請プロセスの円滑化と迅速な補助金支給のため、皆様には可能な限り早期に申請を行い、必要な情報の提供をお願い申し上げます。早急に申請を完了させることで、当局の作業員が資料の確認を効率的に進め、皆様への支給を早めることが可能となります。
本メールは送信専用のため、返信はできません。ご質問やその他の支援については、公式チャンネルを通じてお問い合わせください。
皆様のご協力に心から感謝申し上げます。引き続き、必要なサポートを提供して参ります。
【内閣府ホームページ】
正直ぱっと見では本物だと思わされるクオリティだと思います。
若干怪しい部分もありますが、ここでそれを指摘するとこのメールを送ってきた悪い外国人に正しい日本語を教えることになるので言いませんが、しっかり文面を読まないと間違いは分かりづらいとは思いますね。
おそらくこのメールの文中にあるURLをクリックした先で マイナンバーを入力させて情報吸い取られるのだと思います。
まず確認するべきこと：メールの発信元のアドレス
私が このメールが迷惑メールだと気づいたのは、メールの内容を見て若干怪しさを感じた後に、メールの発信元のアドレスを確認したタイミングです。
私としては1番お勧めの「このメールが本当かどうか」を確認するポイントは、メールアドレスだと思っています。
メールは大抵相手の名前が表示されるので（今回の場合は「内閣府ホームページ事務局」と表示）、騙されてしまうわけですね。
なので、その部分をクリックして(スマホだとタップ)発信元のメールアドレスを確認する必要があります。
特に大事なのは@以降の部分です。この部分が明らかにおかしいと判断できればばそれは迷惑メールであることが確定します。
今回の場合は、「mynumber-info-135@arsnet.ac.jp」というメールアドレスから発信されており、明らかに政府機関からのメールではないことがわかります。
（政府機関だとおそらくgovが入っていると思います。例外もあるかも）
arsnet.ac.jpとは何か調べてみたら
ちなみに、ついでだったので@以降のarsnet.ac.jpを調べてみました。
すると、アルスコンピュータ専門学校という 埼玉県熊谷市にある学校が出てきました。フェイクの学校かなと思ったのですが本当にあるようです。
なので、完全に推測ですが在学生か卒業生か分かりませんがこの学校に関係がある人が使っていた学校で配られたメールアドレスを使ってこのようなメールを作成しているのかなと思いました。
まとめ
今回は、迷惑メールについてシェアしてきました。
正直、今までの迷惑メールはパッと見で日本語が間違っているのがわかったり表現がおかしかったりで、すぐ見分けがつくものが多かったですが迷惑メール（スパム）もここまでレベルが上がったかと少し関心しました。苦笑
今回の記事が1人でも詐欺に遭う可能性を減らせたら嬉しいです。
あ、そろそろスーパーの値引きの時間だっ！バイバイっ
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