最低100万円なんて嘘!学生や若者が少額でも株をやるべき理由

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こんにちは、渋沢A一です。

結構、株や仮想通貨投資をやっていると、「若いうちからそんなことをするな」とか「元手がそんなに少ないのに勝てるわけがない」などネガティブな意見を言われることがあると思います。

実際、私はかなりの頻度で言われました。苦笑

それでもやめませんでしたし、それが正しかったと思っています。

今回は、そんな「学生や若者が少額からでも株をやるべき理由」について書いてみたいと思います。

2017/10/05

資金を貯めてからやらなければいけない理由なんてない

まず、株トレードにおいて、10万、20万からの少額からでも株取引は可能です。

そのくらいの資金で買える銘柄は、まぁまぁあります。

「株をやるなら最低でも100万円貯めてから」、なんて本やwebサイトに書いてあったりしますし、いろんな大人たちが少額からでは無理だということを熱弁していたりします。

ですが、別に100万円持ってないからといって株をやってはいけない理由はありません。

今の日本において、株をやっているのは、基本、60代以上の人が大半です。

先日読んだ記事では、投資をしている人の45パーセントほどが60代以上で、20代の人は6パーセントという結果でした。

数字がどの程度信憑性があるものなのかは、定かではありませんが、若者でやっている人が少ないというのは、経験からも納得できました。そうやろなって。

このような状況においてでは、「株をやるなら最低でも100万円」ということを主張する人が多いのは当然とも言えるのではないでしょうか。

なぜなら、株での結果を出しているのは、株人口が多い60代以上である確率が高いわけで、かつ、60代以上の世代で株をやっているような人は、たいていの場合株を始めるにあたっての資金を十分にもっているわけですから。

でも、それは若者には当てはまらない

しかし、若者・学生はそうはいきません。

最近では、奨学金を借りて自活しながら学生生活をしている人や自分で学費を稼ぎながら勉強している人なんかも増えているわけですし、そもそも学校に行っている時間、勉強・研究している時間は働けないので、どうしても収入は低くなります。

そんな中で、100万円を貯めるまで待ってから株取引をするというのは現実的だと思いますか?

もしかしたら、頑張ってリゾバとかでバイトして半年くらいで100万貯める人なんかもいるかもしれませんが、学業と両立しながらとなると結構厳しくないですか?

実際、私は、無理でしたね。

100万を貯めてから株をやろうとトライしてみたけど、頑張れば頑張るほど心身ともに追い詰められていきましたし、全部中途半端になってしまっていました。

そのとき思ったのは、

「100万が最低必要」って誰が決めたんだろう?

ということでした。

確かに、少額で始めることはリスクがあります。

まず、買える銘柄の数は制限されますし、一回の損失が大きくなってしまった場合のダメージが、元手が少ない分大きくなってしまいます。

しかし、100万円を貯めてからやることにも同じようにリスクはあります。



特に若者や学生がやる場合は、それが顕著です。
(というか、リスクのない投資・投機はそもそもありませんが)

初心者が株を始める場合、元手の資金が半分になるとこや1/3になることはザラにあるわけですが、せっかく頑張って貯めた100万円が1/3になってしまった場合のダメージを考えてみてください。

想像を絶しませんか?笑

しかも、株で資金がなくなるスピードは、労働で稼いだ時間とは比べものにならない速さですので、

あんなに頑張って働いたのにーーー!!!!(激おこ)

もしくは、

あんなに頑張って働いたのに.....(激ウツ)

のどちらかになるかと思います。

これが、若者が株を始めるときに100万円を貯めるまで待つことの最大のリスクです。時間的にも金額的にもダメージが大きすぎるのです。

私も、前述したように100万円貯めてからと思って働いて(かつ、追い詰められて)いたときもありましたが、今は個人的には、早くやってみることをおすすめします。

もちろん、その間に働いて得たお金を追加で証券会社に入れるというのはありだとおもいます。というか、すべきです。元手は多い方がいいのは間違いないのですから。

しかし、100万円という明確な根拠のない謎の数字を達成するまで「待っている」必要はありません。

何冊株の本を読んでみても、やはり実際にトレードしてみないとわからないことがたくさんあります。

損切りなんて、本を読んで勉強しているときは、こんなん当たり前やん!って思っていましたが、実際にやってみると全然できませんでした。笑

「ああ、だからどの本にも書いてあるのか...」

なんてアホみたいに納得していたのを覚えています。

結局、自分のお金をいれてみないとわからないんです。

なので、10万、20万くらいでもとりあえず現物で株を買ってみて、どんな感じなのか感覚をつかんでみるべきです。

もし、それで失敗して1/3になったって100万円の場合よりはダメージが少ないですから。

やってみて、合わないと思うなら、きっぱりとやめればいいし、なぜ失敗したのが悔しいいと思うならば、原因を探るなり勉強するなりで改善していけばいいのです。

まとめ

元手は間違いなく多い方がいいです。

100万円あるなら100万円で始めればいいと思います。

しかし、お金はないけど興味があるからやってみたい、自分で株で稼げるようになりたいんだ!と思っている人は、少額でもいいからやってみた方がいいと思います。

謎の100万円縛りにとらわれることはありません。

この縛りは、金持ちのおっさんたちのためのものだと思ったらいいです。

お金のない若者・学生がやるには、そんなの無視していいんです!そもそも状況が違うんですから。

若い世代は、給料が上がることなんて期待できない世代なんだし、簡単に稼げたおっさんの世代のルール通りに動いてはダメです。

時間は待ってはくれません。

少額からでも、株トレードの経験を積んで、徐々に増やしていってそれをさらに元手にして経験値を増やしていくというのが理想だと思います。

では、参考になれば幸いです。

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