こんにちは、渋沢A一です。
最近、徐々にUber Eats(ウーバーイーツ)の対象エリアが拡大していき、巷での認知度も少しずつ上がってきている気がします。
Uber Eatsのシフト無し、上司なし、残業無しなどの自由な働き方が、最近の世の中の副業・複業ブームの流れも相まって「新しい働き方」としても注目されていますね。
で、こういう風に注目され始めると、「自由に働ける」が「楽に稼げる」に言い変わってしまう現象も発生しがちです。
そして、その甘い謳い文句につられて配達をしてみたものの、そんなに甘いわけもなく、結局「Uber Eats(ウーバーイーツ)は稼げない」と結論付けてしてしまう人も多くいるようです。(短期でしかやってないのにも関わらず!)
先に、結論から言わせてもらうと、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達は「自由に働ける=楽に稼げる」仕事でありません!
てか、そんな仕事ないでしょ。
対象エリア内に住んでいるからといって、家の中でオンラインにしたからといって鳴りませんよ(=注文は入りませんよ)。
私自身は、Uber Eatsの自由な働き方は大好きですし(不満も少しはあったりしますがw)、会社や上司、職場の人間関係なんかで苦しくなっている人にはぜひ知ってもらいたいし、この働き方がもっと日本に広まればいいと本気で思っています。
私自身、かなり色々なバイトを経験してきましたが、ここまで長続きしている仕事は過去振り返ってみも数えるくらいであまりないです。(まぁ、私の現在の状況に合った働き方ができるというのも理由の一つですが。)
だからこそ、Uber Eatsの現状をしっかりと伝えずに安易に「楽に稼げる」と吹聴するのは、結果的に、Uber Eats(及びこのような自由な働き方)に対して、「結局稼げないのか...」というような悪い状況に導いてしまうのでは、と危惧しているのです。
長々と前置きを書いてきましたが、今回は、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達で稼げない理由について書いていきたいと思います。
Uber Eats(ウーバーイーツ)は稼げない?理由はこれ!
先日も、ヤフーニュースのトップに「Uber Eats(東京)で働いてみた!稼いだ金額に驚いた(稼げなかった)」みたいな記事が上がっていたのですが、読んでみて
『いやいや、稼働初日でテキトーに働いただけで稼げるわけないだろ!』
と呆れました。笑
特に、(新しくサービスを開始した都市ではなく)すでにUber Eatsのサービスが開始されていて時間が経っている都市では、配達実績のある他の配達パートナーがいるわけですからね。
同じ距離を配達するなら実績のある配達パートナーに仕事が割り振られるのは当然です!
(まぁ、Uber側の配車AIが具体的にどうなっているのかは誰にもわかりませんが、それでも実績は配車に影響はあります。後述▼)
中には、運良く「始めた初日から鳴り(注文)が続いてがっつり稼げた!」「時給換算したら普通のバイトより美味しい!」という人もいるのも事実ですが、
基本的には、いきなり適当に始めても必ずしもたくさん稼げるというわけではないので、ある程度の期間回数をこなしていく必要はあるというのは心に留めておいたほう良いです。
長くなりましたが、以下が私が考える稼げない大きな理由ですので、参考にしてください。
Uber Eats(ウーバーイーツ)では、配達実績は評価されている
上でもちらっと書きましたが、Uber Eats(ウーバーイーツ)では、配達実積をウーバーのAIが評価していて、それを配車(どの注文にどの配達員を割り当てるか)に利用しています。
具体的には、
「レストランへの商品のピックアップが迅速で効率的かどうか」
「お届け先まで最適なルートをとっているか。時間はかかりすぎていないか」
「レストラン、注文者からのGOOD、BAD評価の数」
「応答率」
などが、評価の対象になっているらしいです。(もっと多くあると思われますが、本当のところは、誰にもわかりません。上記はパートナーセンターでも言われた記憶があるので、正しいと思います)
より効率的に配達してくれる配達パートナーに仕事が振られるということですね。
もちろん、配達パートナーが不足している時間帯だと、評価に関わらず呼ばれることはありますけど、通常時なら上記の評価が良い配達パートナーのほうが呼ばれやすくなるというのは気にしておきたいです。
人(配達パートナー)が多ければ鳴らない
配達パートナーが多いと、その分自分に振られる仕事が違う人に振られるので、鳴らない(稼げない)可能性が上がります。
この場合、特に自分が何ができるというわけではありません。
評価が高いパートナーでも、待機している他の配達パートナーの数が多ければ、通常よりは鳴らなくなります。
そんな時に、私がやっている対策としてしては、「エリアを変える」ことです。
まぁ、どこのエリアでも配達パートナーが多ければ無意味ですが(笑)、もし「このエリア空いてそうだなぁ」というエリアがあるのであれば移動してみるのもアリです。
結構、このエリア選びがうまくいって、クエストを全クリしたこともあるので、徐々に自分の稼働都市のエリア分析はしておくと良いですよ。
参考
>>ウーバーイーツで稼ぐならインセンティブ「クエスト」と「ブースト」について知っておこう!
注文が少なければ鳴らない
あたりまえですが、注文が少なければ鳴りません。
わかりやすいのが「時間帯」ですね。
例えば、ランチタイムやディナータイムみんながお腹が空きますので、注文も増えます。
そんな時は良く鳴ることが多いです。
逆に、アイドルタイムである夕方4時ごろとか夜10時ごろなんかは、それまでの鳴りが嘘のようにピタっと止まることもあります。苦笑
ただ、基本的に、この考えはどの配達パートナーでもわかることなので、その逆に配達パートナーが少ない時間帯(ディナー、ランチタイム以外)を狙うというのも戦略としてはアリです。
私も実際、この作戦で稼いでいたことがありました。
この作戦で行く場合は、エリア選びが大事なので自分の「この時間帯での得意なエリア」を探しておくといいですよ。
あとは、注文の多い日・少ない日というのもあります。
春のポカポカ陽気の外に出たくなるような日よりは、雨の日のほうが注文が多いですね。
これも当たり前で、みんなが外に出たくない日は、注文が多くなるということです。
なので、注文数でいうと、心地の良い日より天気が微妙な日のほう(暑い日、雨の日、寒い日)が注文は多いというのも覚えておきましょう。
参考
>>ウーバーイーツ雨の日の配達時に気をつけるべき路面のポイントを紹介!
エリア内にいても近くに店が無ければ呼ばれない
店の近くにいれば鳴るというわけではありません。
結構、店のすぐ近くにへばりついて、鳴るのを待っている人がいますが、あれそんなに意味ないです(経験上)。
私自身も、なるべく近くにいたほうがいいのでは?と思い、良く注文がある店のすぐ近くで待機していた時があったのですが、自分以外の配達パートナーが目の前を通ってピックアップしに来たことが何度もありました。笑
逆に、私自身も、店のすぐ近くに待機中の他の配達パートナーを尻目に「お疲れ様ですっ!☆」といってピックアップした時もありました。笑
なので、あまり店に張り付いている必要はありません。店によっては、それを禁止して配達メモに書いてある場合もありますし気をつけたほうが良いです。
ですが、「ピックアップ先に近い配達パートナーが呼ばれる」という傾向は確かにあります(配達パートナーがめっちゃ不足していると遠くから呼ばれるけど)ので、近くのエリアにいるというのは大事ではあります。
ただ、「一番近い人が呼ばれるわけではない」ということですね。
それは、上にも書いた配達実績等を踏まえてUber側のAI次第なのだと思います。
で、じゃあ結局稼げるようになるようにはどうしたら良いの?
つらつらと稼げない理由を書いてきました。
「で、じゃあどうやったら稼げるの?」って思いますよね?
このサイトでは、私が今までウーバーイーツ 配達員として働いてきて学んだこと・困ったことなどの経験を元に記事を書いてきていて、これらの記事を読んでもらうと稼げるコツや考え方を学んでもらえると思います。
過去のウーバーイーツ関連ページをいちいち探すのはめんどくさいと思うので、以下のページに私がウーバーイーツ配達員をやってきて思う「自由に働いてバイトより稼ぐための方法」をまとめましたので、併せて読んでもらえたらと思います。
・【初心者やこれから配達を始めようと思っている人向けの記事】
・【配達に慣れてきた人向けの記事】
・【普通のバイト代より多く稼ぎたい人に読んでほしい記事】
など
という風に分けているので、ご自身の状況に応じて選んで読んでもらえればと思います。
もちろん、これからも随時追記していきます!
>>Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員でバイトより稼ぎたいなら読むべき記事まとめ!
まとめ:経験を積めばウーバーイーツは稼げるよ!
というわけで、「ウーバーイーツで稼げない理由」を書いてきました。
もちろん、「稼げない要素・理由」の細かい部分は、今回紹介したもの以外にもあると思います。
今回書いたものはあくまで大きな言い方・ざっくりとした概要的なものではありますが、伝わりましたでしょうか。
ざっくりでも稼げない理由を理解しておけば、逆に言うと、「稼ぎ方」についても理解も深まるということだと思います。
理解したからといってすぐ稼げるようになるかと言ったらそんなに甘くはありませんが、工夫する指標にはなると思っています。
私自身が始めた時は、全く何の情報もなく始めたので、自分で考えて行動して...の繰り返し稼げるようになってきました。
しかも、当時は天性のコミュ力不足のおかげで、ほとんど他の配達員の方とも情報交換どころか会話もしませんでしたので、ずっとひとりぼっちで「稼げねー」って悶々としていました。
ですが今では、時給換算しても「そこらへんのバイトと比べたら圧倒的に割のいいバイト」くらいまでは行けています。
Uber Eats(ウーバーイーツ)は、嫌な人間関係のなく、働く時間も選べ、お金(報酬)も週払い、どこでも働けるという私的には、とてもありがたい新しい働き方だと思っています!
そんな働き方が、耳障りの良い「新しい自由な働き方」という言葉で「楽に稼げる」という風に置き換わって報じられ、
気軽にやってみる→全然稼げない→否定
となってしまっている現状を本当に嫌悪しています。
冒頭でも書きましたが、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達は「自由に働ける=楽に稼げる」仕事でありません。
それでも、私自身、稼げない時期を経て、「自分で働くこと・稼ぐこと」による工夫をし、「稼げない」状況から「稼げる」ようになる、というステップを踏むこともでき、稼ぐ力・工夫する力が養われたと思っています。
この記事を読んでくれたみなさんも、ぜひ「稼げない理由」を理解して実戦に活かし「稼げる」ようになってもらえたらと思っています!
コメント